どちらの味方なのか?

公開されました: 12 12 , 2013
投稿者: アラン・スミス

常に変化し続ける複雑な世界では、今日の友は明日の敵。企業の吸収、合併、乗っ取りを眼にしない日は一日もない。以前の部下が明日からの上司ということもありうる。

常に変わり続ける世界の中で、そのメリットを活かして関係を構築してゆくにはどうしたら良いだろうか?

ラポールを築くためのベストな方法は、心理学者が「予期しない共通性"Uncommon commonalities”」と呼ぶものに着目することだ。

マンチェスターユナイテッドのファンが、チームのどこが好きなのかについて質問票を手渡され記入した。そののち、実験の後半に移るために、建物を移動するように求められた。

被験者には知らされていなかったが、場所を移動中に被験者は事故を目撃するよう仕組まれていた。この事故は俳優が演じていた。それまで元気に動きまわっていた人が事故に巻き込まれて怪我をする。事故に巻き込まれる人は、無地のTシャツを着ているか、マンチェスターユナイテッドのシャツを着ているか、あるいはリバプールのTシャツを着ているか、いずれかである。サッカーファンではない人のために付け加えると、マンチェスターユナイテッドとリバプールのファンは、お互いをライバル視している。

結果については驚くようなものではないだろう。被験者たちはマンチェスターユナイテッドのシャツを着用した人を助ける頻度が最も多く、次いで無地のTシャツ、リバプールのTシャツを着ていると、助けを得られる率は最も悪かった。

真に驚くべきは、比較対象として行われた実験の結果だ。

同じ設定で、他のグループ(前回と同じくマンチェスターユナイテッドのファン)に対して、今回は、自分の贔屓のチームについてではなく、サッカーの好きな点についての質問を行った。

続いてこのグループも同じシナリオでの事故を目撃する。

今度はマンチェスターユナイテッドのファンがリバプールのTシャツを着た人を助ける率は、前のグループと比較して2倍だった。

何を意味するのだろうか?

何か共通のものに焦点を合わせると、関係性やパートナー構築は、2倍うまくい、ということなのだろう。

対立不一致が承知ている際には、違いにばかり眼を向けてしまいがちだ。共通性に眼を向ければ、成功のチャンスは増えるだろう。

原典:  Whose Side Are You On?


共有する

blogAuthor

筆者について:

アラン・スミス
No bio is currently avaliable

Latest Blog:

不利な取引をするならしないほうが良い?

Brexit交渉は、この先2年から3年の間、交渉について格好のネタ元でありつづけるだろう(それよりもずっと長くなると主張している評論家も居る)。このブログを読んでいる海外の方には、前もってお詫びせねばならないかもしれない。多くの教訓を引き出せるだろうし、それに何よりも、以下のような人にとっては教訓のある話になるだろう。...

Latest Tweet:

スコットワーク株式会社
スコットワーク株式会社 103-0023
東京都中央区日本橋3-3-6
ワカ末ビル7F
Japan
+81 3 6202 2839
info.jp@scotwork.com
Follow us
cpd.png
voty2016_sign_gold.png